人は誰しもが人生と言う寸劇の役者である
ついに大佐に!
少佐から中佐へは順当な昇進だった。
その速さに思わず「キミ・ライコネン」と名乗ろうかと思ったくらいだが、大佐への昇進は中々に険しい道程であった。
だが先日ついに片方のリング超越を完了させてリーチをかけ、最後はコラボソウルストーンでの達成。
一応防具超越を頑張れば140万近くまでは寄せれるのではないかと期待している。
次回少将昇進は160万+要塞戦の獲得Ptランキングで5回以上Top5に名前が載るに設定をした。
さぁ、引続き頑張ろう。
ポテトヘッドの白銀ことこぜっと大佐である。
新兵諸君、地獄へようこそ。
しかし大佐昇進となると今までとは違う。
普段なら昇進するだけで終わりだが、今回はその夜にとある映画の撮影が行われたのだ。
題して、
新劇場版こぜっと戦記・序~バールカルロンの逆襲~
まずは日米の大物が集結した豪華キャストの紹介だ。
・主演監督
スティーブンこぜルバーグ
・ハンター役
タケ田鉄矢
・主人公に想いを抱くカバディ部の後輩役
ねぷール・キッドマン
・主人公が憧れる先輩役
はづ田愛菜
・キザだがその実力は本物的な役
・カバディ界の神で今は老師役
てらッド・ピット
・本人役
流山(友情出演)
・その他エキストラ
ポテトヘッドの皆様
我々はシーン57
「主人公を呼び出した後輩が思いを告げるも、主人公の左ボディーの連打によりガードを下げられたところで渾身の右ストレートを喰らいフラれてしまう」
と言う本作1番の感動シーンの撮影を終え、いよいよ最後のシーンの撮影に入ろうとしていた。
それはもちろん先日の戦記に書いたあの胴上げまでの流れだ
改めて各自のセリフを確認してみよう。
うむ、普段の我々のチームワークを持ってすれば何てことないシーンだ。
サクッと撮って終わらせよう。
・Take1(タケじゃなくてテイクね)
いきなりこれである
まったく、これだからチヤホヤされて育った子役上がりは困る。
初っぱなからセリフ飛ぶとはどういうことだ。
監督からも熱い激が飛ぶ。
撮影開始数分にして一次中断。
まぁ怒ってばかりいても仕方ない。
次で決めよう。
よし!では気を取り直して
・Take2(タケじゃなくてテイクね)
……おい、ちょっと集合だ。
どう言うことだ!
ボタン押し間違えたってこの人は何を登録しているんだ!それいつ使うんだ!!
ホワイジャパニーズピーポー!!
・Take3
きた!乗り越えたぞ!!
ついに後続の出番だ!!!
新たな不安要素の出現である。
そしてちょっと待て、
何故今自己紹介した!
どんだけ主張の強いエキストラだ。
サンサスさんもまったく自分の出番もセリフもを把握してないし……。
よく言えたものだ。
次のTakeはタケさんも堪らなくなったのか、サンさんがセリフを覚える間もなくスタートしてしまう。
結果、
ここぞとばかりにエキストラ達が爪痕を残しに来る。
次回作での配役を狙っているのだろうか、貪欲さが止めどない。
こんなのが何度も続いた。
ただ、中には純粋に勘違いしてる人も混ざっているようだ。
まぁこれで誤解も解けて不安要素も解消した。
さぁ、終わらせよう。
・Take18
キターーーー!!
長かった。
後は安定のてらッド・ピットだから心配はない。
正直このまま一生続くかと思った。
なんで?なんでこのタイミングだと思った?なんで?
そしてついに恐れていた事態に発展してしまう。
カオスがハンパねぇ。
以降ハイライト
・Take忘れた
・Take忘れた
・Take忘れた
なんでやねん!
つうかさっきからちょくちょく悟空がいるしどう言うことだよ!
もう無理なのではないか。
誰もが半ば諦めたTake25
♪ドゥントゥトゥドゥントゥトゥトゥットゥー
♪ドゥントゥトゥドゥントゥトゥトゥットゥー
♪風の中のす~ばる~
♪砂の中の銀河~
♪みんなどこに行った~
♪見送られることもなく~
♪草原のペガサ~ス~
♪街角のヴィーナス~
♪みんな何処へ行った~
♪見守られることもなく~
♪地上にある星を誰も覚えていない
♪人は空ばかりみ~てる~
♪つ~ばめよ~高い空から~
♪教えてよ~地上の星を~
「「「流さんなら!流さんなら絶対に来てくれる!!」」」
♪つーばめよ~地上の星は~
♪今何処に~あるだろう~
来ないんかーい!!
おわり